2022-01

三島由紀夫

豊饒の海

〈世界解釈の小説〉を目指して、1965年(昭和40年)6月からこの小説を書き始めた三島由紀夫は、最終巻の入稿日1970年(昭和45年)11月25日に、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地で割腹自殺した。 三島由紀夫という人物は、この割腹自殺という...
三島由紀夫

憂國

三島由紀夫の短編小説であり、代表作の一つで、二・二六事件の外伝的作品である。〈愛と死の光景、エロスと大義との完全な融合と相乗作用は、私がこの人生に期待する唯一の至福〉と三島は語っており、これはフランスの思想家ジョルジュ・バタイユの『エロテ...
三島由紀夫

花ざかりの森

三島由紀夫の短編小説、「序の巻」「その一」「その二」「その三(上)」「その三(下)」の5章から成っている。 『花ざかりの森』というのは、フランスの詩人シャルル・クロスの「小唄」からとられたもので、「内部的な超自然な〈憧れ〉というもの...
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